駅ビル・ツタヤに大盤振る舞い

2017年1月号 松心会報 議会は今!

ツタヤ図書館

毎年約1.6億円の指定管理料が駅ビル・ツタヤ図書館に。加えて、いままでに判明分43.5億円。

その内訳、内装6億円?、ダミー本(表紙だけの張りぼて体裁本)、6万冊の図書購入に2億円、セキュリティ・システム3,300万円等々。

なぜ市はここまでツタヤに便宜を図るのか?いまや「駅ビル」でなく「ツタヤビル」と言われることになる。

Tポイントカードの導入も同じこと? 個人情報の拡散にしっかりとした歯止めがかかっていると言えるのか? 12月議会でも疑問の声があがる。

さらに、ツタヤ図書館は商店街の活性化に資するとある。「年間120万人?の利用者を見込む」と市は発表しているが、その図書館利用者の商店街への回流がはっきりしない。

それなら「駅ビルを3階建てから4階建てにかえてホテルやホールの併設は?」との議員からの提案にも一考の価値がありそうだが、かわりに市長は「民間でホテル建設の動きもあるやに聞く」からとポロリ。

 

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