市長冬期ボーナス15万円増額↑
2017年1月号 松心会報 議会は今!
「法令の改定に準拠して粛々とルールどおりに増額する」昨年12月13日の市長の議会答弁である。
これで、市長の冬季ボーナスは244万円に。県内では下関・山口市長に次ぐ。
一般職員の場合は、周南市では人事院勧告に従って改定するが、この人事院勧告もあくまでも参考に過ぎない。実際周南市でも、過去に従わなかった例があり、岩国や山口市の場合は、県人事委員会勧告の方を参考にしている。
給与・手当の増減の提案権は市長にある。また、市長をはじめ議員等の特別職も、人事院勧告に拘束されるものでない。
先年、市長の『給与半額』の公約を守れない理由は、減額は議会の承認が必要であり「議会が反対したから」とあった。今回は据え置きなら、何ら議会の承認は必要ないが、四町分の増額を自ら提案された。
そのことで、この4月からの下松市長給与のカットを決めた下松市との対比が際立つことになる。
「新年度26億円の財源不足。市の財政が大変厳しい。よろしく」の発表直後に、市長自らの分の増額。議会での反対は極わずか・・・